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天応山 神顕寺 ご案内

歳末のご挨拶

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合掌。

 令和ニ年歳末にあたり、ご挨拶申し上げます。

時代の転換期と申しましょうか、凄まじい変化の年となった今年。未だ解決の道も見えず當山に於きましても「疫病退散祈願」が最重要課題でございます。

 本年年明け当初、この新たなブログ上において當山の歴史、開祖「大満行院日祥聖人」の足跡等を記させていただく所存でございました。しかるに「コロナ禍」に伴う「日常の大きな変化」に対応すべく暗中模索を続けておりました。それは現在進行形で日々、情報が錯綜しております。當山に於ける一つ一つの行事を、注意しながら粛々と進めるのが唯一の道でございました。

 當山の大きな変化は、ニ年前、大本山池上本門寺より下山させて頂き、當山副住職を務めておりました小野啓雅上人の本門寺様への復職でございます。

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 コロナ禍渦中の本年四月、啓雅上人のお師匠様、菅野日彰貫首猊下より打診を賜わり、再びお師匠様の元へ就かせて頂きました。當山住職、小野妙彰上人との二人三脚を始めたばかりでありましたが、ご信徒総代様とも相談の結果も踏まえ、啓雅上人を喜びとともに送り出した次第でございます。

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大本山池上本門寺「本殿」には、當山開山「大満行院日祥聖人」が建立させて頂きましたお祖師様像が鎮座され、小野家先祖代々、大尊会各家先祖代々のご位牌が納められております。その池上 本門寺様に、啓雅上人が小野家の一員としてお給仕させて頂ける幸せを、皆様にご理解頂けるものと信じております。

 コロナ禍当初、菅野日彰貫首猊下発願のもと本門寺様にて、疫病得度退散を祈り一日一万遍、百日百万遍の助行のお題目を令和2年2月21 日より行われ、そして当月『第三期 新型コロナウイルス疫病得度退散結願法要』を12月17日に奉行されました。當山と致しましても第一期より賛同させて頂き、引き続き多数のご信者様の協力を賜わり、本門寺様へ助行をお届け致しております。

ともあれ、ご信者様におかれましては本年も弛まぬご丹精を賜わり、住職 小野妙彰共々衷心より御礼申し上げます。来たる新年もご一緒に唱題修行に励みましょう。年末にあたり、菅野日彰貫首猊下の今月のご法話をお届けいたします。どうぞ皆様、ご自愛専一にてお願い申し上げます。

                 再掌。大尊会事務局、小野誠肢

⬇️ 菅野日彰貫首猊下法話

https://youtu.be/Ga430HPL_Ow